一脚用雲台

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2020年の東京オリンピックが決定し、スポーツへの報道も、人々の関心も増えていく可能性が高い。
スポーツの撮影というのは、なかなか難しい。
まずカメラ。カメラはどれだけ連写が可能なカメラであるのか、そしてISO感度のよさ、CCDの大きさもいい画像を記録するために大切になってくる。私もラグビー、サーキットを撮りだしてからCanon 7Dを購入した。連写、CCDの大きさ、技術的に新しいもののよさがどうしても必要になるからだ。そして今では風景等全てをクリアできるもう一つ上の機種を物色している。

スポーツ、サーキット撮影には、上記写真のように望遠レンズを使用する。上記写真のような高級レンズは使えなくても、APSーCサイズカメラでも200〜400mm程の望遠が必要だろう。
一脚はしっかりしたもの、そして一脚用雲台は、ティルトのみ雲台が一般的に使われる。
スポーツであれば、ラグビーではラインアウト時の空中戦、サッカーであればヘディングでの競り合い等の空中戦撮影時に上向きにするために雲台を使用する。瞬時の動きにいちいち脚の伸縮ができないからだ。
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上記はKIRK 一脚用雲台 MPA-2
超望遠レンズでも安心して使用できる堅牢な一脚用雲台が欲しいとの要望に応えた逸品で、大きく重いレンズでも運用できる非常に強固なロックシステムを持った雲台。36kgもの機材をお辞儀することなくロックできるという実力は一脚用としては十分過ぎる。主要な部品は非常に軽量で強度はジュラルミンに匹敵する航空機用6061-T6アルミ合金から削り出しで製造されており、ネジ類は錆の心配もないステンレス製となっています。
<雲台部>
35mm径大型ロックノブはグローブを装着していても非常に使い勝手がよく、細やかなトルク管理が可能。内部ベアリングは注油の必要がないデルリン材で、適度なテンションを掛けながら非常に滑らかな動きを可能。かなり精密に気合の入った設計になっていることが伺える。この細かなトルク管理による微妙な動きを生み出すためには精細な寸法出しをしなければならず、手間がかかり値段は高くなるがそれだけの価値があるということだ。望遠で使用する場合、ファインダーを覗きながらこの雲台を使えばその精度がわかるだろう。
クイックシュー箇所は、アルカスイス・ウインバリー・レアリーライトスタッフなど、全ての「アルカスイス・スタイル」プレートをホールド可能です。


【KIRK】一脚用雲台

【KIRK】一脚用雲台
価格:25,200円(税込、送料込)

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その下のモデルで人気があるのがSIRUI L-10。
上記のような精度は求められないが真面目に撮影しようとした際に支障のないレベルである。
これ以下の値段のものは、プラスティック部品を多数使っていることがあり精度はなかなか求められない。