レンズフィルターでどう写真は変わる?
フィルターは多数あり、結構購入するかどうかで迷うものではないでしょうか。
私も何十枚も購入しました。
今現在、使用しているもので紹介したいと思います。
フィルター購入を躊躇してしまう理由はなにか?
1.フィルターの単価が高い
2.お店に行っても置いていない
3.店員に聞いても分からない
4.キャンペーン、先生のススメがあれば買おうかなと思うが、そういうものもなく踏ん切りがつかない
このような理由が挙げられるのではないでしょうか。
個人的にはフィルター使用することで色々な雰囲気の写真が撮れることで結構揃えていますが、好き嫌いもありますので、作例を見て頂き、合点出来るものは購入検討するという方がいいと思います。
また、最近はPhotoshop等で色味を修正することが出来るので、ある程度の修正なら可能となりました。
1.NISI ND64(絞り6段階)
f20 ISO100 110秒
街並みを撮影する場合で使用してみました。
減光効果で露出時間をかせぐことが出来、人混みをある程度消せています。またバイクの光が筋として残せています。
f5.6 ISO1250 1/60秒
人で混みあっている雰囲気の写真となります。
f20 ISO100 110秒
人混みを消した雰囲気の写真となります。
(ちょっとこの写真では分かりずらいですね。すみません)
滝や水の流れを露出時間を長くし、水の流れの雰囲気を変えて撮影する場合
ND64を使用しての効果は?
1.フィルターによって人混みを消して、街並みの雰囲気を変えることが出来る
2.滝、波などの水の流れをフィルターによって表現を変えることが出来る
などなど
NISIでは、ND64 絞り6段階落とすことが出来るフィルターは色々なシチュエーションで使えます。
上記の表は、ケンコーNDフィルターの減光度数一覧表です。
全てのフィルターを持ち合わせることは出来ないので、中間と上位フィルターを揃えるという方法もいいかと思います。
NDフィルターには、絞り一段階ずつでそれぞれ製品があります。
例:NISI ND4・8・16・32・64・128・256・500・1000・2000
ND32(絞り5段階)とND64(絞り6段階)で迷った場合は、ND64の方がいいかと思います。
撮影時に暗すぎる場合は、ISOを高めれば撮影は出来ます。
絞り切れない場合はお手上げになってしまうので、ND64(絞り6段階)の方がどんな状況でも使えます。
2.NISI ND1000(絞り10段階)
露出時間を長くし、波の雰囲気を変えて撮影する場合
早朝の海辺をND1000を使用して撮影。
露出時間は120秒
NISIのカタログからになります。
上の写真は、フィルターを使用せず撮影した写真です。
下の写真は、NISI Soft GND + ND1000 F8 ISO100 45秒の条件で撮影された写真です。
フィルター効果で雰囲気を変えることが出来ます。
川辺での撮影にてND1000を使用。
ND1000 f20 240秒
ND1000に拘って撮影してみました。
ND1000 f20 240秒
フィルターを使用することで、見た目とは異なる写真作りが可能となります。
ND1000 f20 240秒
30秒以上でのシャッタースピードが必要な場合は、必ず電子レリーズが必要になります。露出時間を設定して撮影することが出来ます。購入後は必ず試し撮りを家などで行ってから撮影に挑んだ方がいいです。
撮影を一緒にした友人の電子レリーズが"DELAY"モード箇所が240秒に設定されており、”LONG"モード箇所が2秒に設定されており、”撮れない撮れない”と色々箇所をチェックして10分位してようやくわかりました。"DELAY"箇所というのは、電子レリーズのシャッターを切ってから何秒後にカメラのシャッターを切るかという設定モードで、”LONG”が露出時間でした。
説明書を見て確認しながら事前に確認していればこのようなことはなく、撮影時間を有効に使えます。
ND1000 f20 240秒
減光絞り10段、落としての滝の撮影を行ってみましたが印象的な撮影が出来ました。
3.Soft Nano GND8
(ハーフフィルター:上部に行けば行くほど減光効果が濃くなります)
Soft Nano GND8(0.9)使用
Soft Nano GND(ハーフフィルター)は、フィルターの半分は透明で、半分は減光効果となっており上部に行けば行くほど濃くなっていきます。
このフィルターを使用する場合は、日の出時間で太陽が背後から上がってくる場合や日中などの撮影に使います。
4.Hard GND8
(ハーフフィルター:上部に行けば行くほど減光効果が薄くなります)
Hard GND8(0.9)は、フィルターの半分は透明で、半分は減光効果があり、中央箇所の減光効果が最も濃く上部に行けば行くほど減光効果が薄くなります。
夕日や朝日など太陽を入れて撮影するような場合に使用するフィルターです。
強い光源の光量を抑えるため、フィルター中央部の減光効果が最大化しています。
5.ケンコートワイライトブルー・レッド
トワイライトレッドを付けて撮影した写真(原版)
トワイライトレッドにトワイライトブルーも付けて撮影した写真
Photoshopで色味などを調整した写真
→トワイライトブルー 77mmはこちら
→トワイライトレッド 77mmはこちら
6.CPLフィルター
紅葉などを撮影する場合、赤や黄色、緑色の色調を強調する場合に使用します。
多くの人が使用するフィルターかと思われます。
→CPL (W) 77mm コントラスト上昇・反射除去用はこちら
7.ソフト効果フィルター
コキンのパステルフィルター、シャンパンフィルターなどのソフト系フィルターなど色々な効果を出すことができます。なかなか使いこなすのが難しく私もなかなか撮影に使えていませんが、ポートレート撮影で上手く使用している方がいます。
ソフトフィルターもしくはパステルフィルターは一枚持っていてもいいかと思います。
8.クロスフィルター
クロスフィルター(4本クロス)+ソフトフィルターを使用して撮影
クリスマスなどのイルミネーションで使いたくなるフィルターです。
クロスには、4本線のクロススクリーン、6本線のスロークロス、8本線のサニークロスと3種類のフィルターがあります。購入時には間違わないようチェックして下さい。
一般的に人気があるのは、4本線のクリススクリーンです。
→R-クロススクリーン (W) 77mm クロス効果用はこちら
まとめ
全部で8系統のフィルターを紹介しました。
まだまだ色々なフィルターがあります。
NISIのフィルターを主に使用することに至ったのは、ガラス製で透過率が非常に良いからです。
COKINなどのプラスティック製フィルターは、値段が安いのですが透過率があまりよくありません。
また、最近減光効果を可変式で調整できるタイプが発売されており、私も飛びついてしまいました。
減光が均一にならないことが多々あります。
原理原則を考えれば減光効果が均一にするというのは設計的に至難の技に思えます。
撮影に行く際に欲しいフィルターアイテムとしては、減光フィルターは重要度が高いです。
減光フィルターの有無で全く違った写真を作り出すことが出来ます。
ハーフフィルター、CPLも風景写真には欲しいアイテムです。
ただ、スナップ、ポートレート撮影を主に撮影する場合は、必須とは言えないフィルターになりそうです。
トワイライトブルー、レッド、色つきフィルターは好みになります。
ただ、イタリアなどヨーロッパの美しいところをさらに情緒ある雰囲気に、またあまり美しくないところをフィルターでなんとか風情のある雰囲気の写真を作り出すということも出来るかと思います。
そういう意味でトワイライトブルー、レッドはいいフィルターだと思いますが、現在はPhotoshopである程度の処理は出来ることから必須とは言えないフィルターになります。
クロスフィルター、ソフトフィルターは、無いとそのような効果を出すことが出来ません。
これは好みになりますが、無いとそのような効果が出せないフィルターになります。
下記製品は、長く使えて使用頻度の高くなり得るフィルターかと思います。
→NiSi ND64 減光用 絞り段数:6段はこちら
→NiSi ND1000 減光絞り段数:10段はこちら
→NiSi Hard nano Grad NDはこちら
→NiSi Soft nano GND8はこちら
フィルターは多数あり、結構購入するかどうかで迷うものではないでしょうか。
私も何十枚も購入しました。
今現在、使用しているもので紹介したいと思います。
フィルター購入を躊躇してしまう理由はなにか?
1.フィルターの単価が高い
2.お店に行っても置いていない
3.店員に聞いても分からない
4.キャンペーン、先生のススメがあれば買おうかなと思うが、そういうものもなく踏ん切りがつかない
このような理由が挙げられるのではないでしょうか。
個人的にはフィルター使用することで色々な雰囲気の写真が撮れることで結構揃えていますが、好き嫌いもありますので、作例を見て頂き、合点出来るものは購入検討するという方がいいと思います。
また、最近はPhotoshop等で色味を修正することが出来るので、ある程度の修正なら可能となりました。
1.NISI ND64(絞り6段階)
f20 ISO100 110秒
街並みを撮影する場合で使用してみました。
減光効果で露出時間をかせぐことが出来、人混みをある程度消せています。またバイクの光が筋として残せています。
f5.6 ISO1250 1/60秒
人で混みあっている雰囲気の写真となります。
f20 ISO100 110秒
人混みを消した雰囲気の写真となります。
(ちょっとこの写真では分かりずらいですね。すみません)
滝や水の流れを露出時間を長くし、水の流れの雰囲気を変えて撮影する場合
ND64を使用しての効果は?
1.フィルターによって人混みを消して、街並みの雰囲気を変えることが出来る
2.滝、波などの水の流れをフィルターによって表現を変えることが出来る
などなど
NISIでは、ND64 絞り6段階落とすことが出来るフィルターは色々なシチュエーションで使えます。
上記の表は、ケンコーNDフィルターの減光度数一覧表です。
全てのフィルターを持ち合わせることは出来ないので、中間と上位フィルターを揃えるという方法もいいかと思います。
NDフィルターには、絞り一段階ずつでそれぞれ製品があります。
例:NISI ND4・8・16・32・64・128・256・500・1000・2000
ND32(絞り5段階)とND64(絞り6段階)で迷った場合は、ND64の方がいいかと思います。
撮影時に暗すぎる場合は、ISOを高めれば撮影は出来ます。
絞り切れない場合はお手上げになってしまうので、ND64(絞り6段階)の方がどんな状況でも使えます。
2.NISI ND1000(絞り10段階)
露出時間を長くし、波の雰囲気を変えて撮影する場合
早朝の海辺をND1000を使用して撮影。
露出時間は120秒
NISIのカタログからになります。
上の写真は、フィルターを使用せず撮影した写真です。
下の写真は、NISI Soft GND + ND1000 F8 ISO100 45秒の条件で撮影された写真です。
フィルター効果で雰囲気を変えることが出来ます。
川辺での撮影にてND1000を使用。
ND1000 f20 240秒
ND1000に拘って撮影してみました。
ND1000 f20 240秒
フィルターを使用することで、見た目とは異なる写真作りが可能となります。
ND1000 f20 240秒
30秒以上でのシャッタースピードが必要な場合は、必ず電子レリーズが必要になります。露出時間を設定して撮影することが出来ます。購入後は必ず試し撮りを家などで行ってから撮影に挑んだ方がいいです。
撮影を一緒にした友人の電子レリーズが"DELAY"モード箇所が240秒に設定されており、”LONG"モード箇所が2秒に設定されており、”撮れない撮れない”と色々箇所をチェックして10分位してようやくわかりました。"DELAY"箇所というのは、電子レリーズのシャッターを切ってから何秒後にカメラのシャッターを切るかという設定モードで、”LONG”が露出時間でした。
説明書を見て確認しながら事前に確認していればこのようなことはなく、撮影時間を有効に使えます。
ND1000 f20 240秒
減光絞り10段、落としての滝の撮影を行ってみましたが印象的な撮影が出来ました。
3.Soft Nano GND8
(ハーフフィルター:上部に行けば行くほど減光効果が濃くなります)
Soft Nano GND8(0.9)使用
Soft Nano GND(ハーフフィルター)は、フィルターの半分は透明で、半分は減光効果となっており上部に行けば行くほど濃くなっていきます。
このフィルターを使用する場合は、日の出時間で太陽が背後から上がってくる場合や日中などの撮影に使います。
4.Hard GND8
(ハーフフィルター:上部に行けば行くほど減光効果が薄くなります)
Hard GND8(0.9)は、フィルターの半分は透明で、半分は減光効果があり、中央箇所の減光効果が最も濃く上部に行けば行くほど減光効果が薄くなります。
夕日や朝日など太陽を入れて撮影するような場合に使用するフィルターです。
強い光源の光量を抑えるため、フィルター中央部の減光効果が最大化しています。
5.ケンコートワイライトブルー・レッド
トワイライトレッドを付けて撮影した写真(原版)
トワイライトレッドにトワイライトブルーも付けて撮影した写真
Photoshopで色味などを調整した写真
→トワイライトブルー 77mmはこちら
→トワイライトレッド 77mmはこちら
6.CPLフィルター
紅葉などを撮影する場合、赤や黄色、緑色の色調を強調する場合に使用します。
多くの人が使用するフィルターかと思われます。
→CPL (W) 77mm コントラスト上昇・反射除去用はこちら
7.ソフト効果フィルター
コキンのパステルフィルター、シャンパンフィルターなどのソフト系フィルターなど色々な効果を出すことができます。なかなか使いこなすのが難しく私もなかなか撮影に使えていませんが、ポートレート撮影で上手く使用している方がいます。
ソフトフィルターもしくはパステルフィルターは一枚持っていてもいいかと思います。
8.クロスフィルター
クロスフィルター(4本クロス)+ソフトフィルターを使用して撮影
クリスマスなどのイルミネーションで使いたくなるフィルターです。
クロスには、4本線のクロススクリーン、6本線のスロークロス、8本線のサニークロスと3種類のフィルターがあります。購入時には間違わないようチェックして下さい。
一般的に人気があるのは、4本線のクリススクリーンです。
→R-クロススクリーン (W) 77mm クロス効果用はこちら
まとめ
全部で8系統のフィルターを紹介しました。
まだまだ色々なフィルターがあります。
NISIのフィルターを主に使用することに至ったのは、ガラス製で透過率が非常に良いからです。
COKINなどのプラスティック製フィルターは、値段が安いのですが透過率があまりよくありません。
また、最近減光効果を可変式で調整できるタイプが発売されており、私も飛びついてしまいました。
減光が均一にならないことが多々あります。
原理原則を考えれば減光効果が均一にするというのは設計的に至難の技に思えます。
撮影に行く際に欲しいフィルターアイテムとしては、減光フィルターは重要度が高いです。
減光フィルターの有無で全く違った写真を作り出すことが出来ます。
ハーフフィルター、CPLも風景写真には欲しいアイテムです。
ただ、スナップ、ポートレート撮影を主に撮影する場合は、必須とは言えないフィルターになりそうです。
トワイライトブルー、レッド、色つきフィルターは好みになります。
ただ、イタリアなどヨーロッパの美しいところをさらに情緒ある雰囲気に、またあまり美しくないところをフィルターでなんとか風情のある雰囲気の写真を作り出すということも出来るかと思います。
そういう意味でトワイライトブルー、レッドはいいフィルターだと思いますが、現在はPhotoshopである程度の処理は出来ることから必須とは言えないフィルターになります。
クロスフィルター、ソフトフィルターは、無いとそのような効果を出すことが出来ません。
これは好みになりますが、無いとそのような効果が出せないフィルターになります。
下記製品は、長く使えて使用頻度の高くなり得るフィルターかと思います。
→NiSi ND64 減光用 絞り段数:6段はこちら
→NiSi ND1000 減光絞り段数:10段はこちら
→NiSi Hard nano Grad NDはこちら
→NiSi Soft nano GND8はこちら