写真を撮るためのオススメ基本構図
写真を綺麗に撮るには?
初心者の妻の質問に対して、簡単に纏められないか。
下記に簡単に纏めることにしました。
初心者の方に是非
A.水平
背景をなるべく水平になるように撮影します。
背景になりやすいものは、地面、海、塀、垣根などがあります。
B.垂直
被写体、背景を出来るだけまっすぐになるように撮影します。
C.ピント
ピントをしっかり合わせます。
1、2名の子供や4、5名での集合写真を撮影するような場合は、露出をf7.1〜9.0程に設定することをオススメします。
また、f値はピントの奥行き加減なので、なるべく人は平行になるように、また目の位置が平行なるようにすることで全員にピントのあった写真となりやすいです。
2列で撮影するような場合は、f値をf11.0〜13.0程に設定した方が良いです。
また、出来るだけシャッタースピードを上げることでブレに強い写真となります。ISOは一般的なL判サイズでのプリントであれば、ISO800まではあげても大きな問題とならない範囲になります。
D.構図
綺麗にみえる構図、13テクニックは?
1.日の丸構図
被写体を中央に持ってきて、余計なものをぼかして撮影する方法です。
2.二分割構図
水平線を綺麗に出し、水平を保ち傾かないように、また湾曲しないように撮影することがポイントです。
三脚を使い、露出時間を長くし、湖面に映りこむ建物も撮影するのも一つの手法です。
3. 三分割構図
画面を三分割にして、交わる点に被写体を背景を入れて撮影する方法です。
4. 四分割構図
4分割構図は、被写体中心の写真でなく、写真のイメージ、雰囲気を伝えたい場合に使われることが多い構図です。
ファインダーを覗いて撮影する場合、どうしても被写体に近づきたくなる心情が強くなることが多いが、少し離れたところから撮影すると雰囲気のある構図となることもあります。
5.トンネル構図
トンネル構図は、周囲を暗くすることによって、被写体のある中央、もしくは強調したい箇所へ視線を誘導する構図です。印象の強い写真となる場合があります。
6.アルファベット構図
SやCなどのアルファベットに配置する構図です。
料理写真で使用することが多い構図です。
お皿に盛り付けられた料理を撮影する場合、お皿全体を撮影するのではなく、一面を切り取ることで雰囲気のある写真となります。
7.額縁構図
額縁構図は、写真の周辺を額縁のように四方を囲む場合や、何箇所かの窓等を使用した構図です。
囲まれている箇所が強調され、被写体を際立たせることが出来ます。
8.サンドイッチ構図
サンドイッチ構図は、左右もしくは上下を挟み込むことによって。強調したい被写体を引き立たせる構図です。この構図は、水平、垂直が要となります。
9.三角構図
三角構図は、奥行き出すための構図として良く用いられる構図です。
ビル群や並木道を撮影する場合に用いられることがあります。
10.対角線構図
対角線構図は、写真に奥行きと動きを与える手法です。
背景は、水平でありながら被写体は対角線上の表現を出すというのも一つです。
11.対角線中央構図
対角線中央構図は、四方から中央に向かってゆく構図です。
風景写真等で使われ、奥行きを最大限に表現することが出来ます。
12.放射構図
放射構図は、道や線路やその上を走る車、鉄道を撮る場合に使われる構図です。
奥に行けば行くほど、狭くなっていく「収束点」を作り、奥行きを演出します。
13.黄金分割構図
黄金分割構図は、対角線上から四隅箇所に直角に線を引いた交点に見せたいものを置く構図です。
両サイドに被写体を置く場合と、片側のみに被写体を置く場合の2構図がこの構図となります。
なかなか瞬時に判断することは難しい構図でもあります。
まとめ
基本の構図を頭に常に入れておけば、撮った後に納得の行く写真になりやすいです。
子供の成長、時代等は止められることは出来ません。
写真のテクニックを早いうちに身につければ、一生残る良い写真が簡単に撮れるようになります!!
あまりカメラに興味のない方も、基本を忘れた方も、是非、構図、水平、垂直、ピントに意識を持って限られた撮影時間を楽しみましょう!