小物、料理撮影用セット

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秋になると涼しくなり本を読むのにもいい季節。
先日読んだ著書”こころから感動する会社”に下記のような記述があり、深く感銘を受けた。
”日米修好通称条約を結んだダウンゼント・ハリスは、幕末の日本人を観察して、次のような言葉を残している。
「一見したところ、富んでいる者も、貧しい者もいない。これがおそらく人民の本当の幸福の姿というものだろう。私は、質素と正直の黄金時代をいずれ他の国におけるよりも、多く日本において見出す」
ハリスの言いたかったことは、この日本は、金銭欲や物欲から最も遠く離れた国である、ということのようだ”

日本には、100年を超える企業が10万社もあるそうだ。韓国は5社、中国は1000社しかない。世界どこにもそのような国はないとのことだ。このベースにあるのは日本独自のカルチャーである「絶対多数の絶対幸福の追求」というものがあり、日本独自の平等思想が長寿企業を多く輩出していることにつながっているとも指摘している。

上記の内容は、日本の特徴で日本の気質と思われる。
仕事の面でも、金銭的なことよりも情熱を持って取り組んでいらっしゃる方が多いと思われる。
他国にいるとそれを感じます。
私もカメラ業界に携わっている以上、情熱を持って取り組み、世の中に貢献したいところである。なかなかできることではないと思われるが。



この頃、新しいことにチャレンジしようと考えている。
それが多灯ストロボを使った撮影。
小物、料理を綺麗に撮るには、多灯のストロボでの撮影が威力を発揮する。
そうは言っても、小物、料理はドーム型のボックス内のみでの撮影しか未だ経験がない。

たまにストロボのNISSINのホームページは結構訪問している。撮影の仕方のオンライン講座やブログ等で効果的な撮影スタイルを説明してくれている。また、セミナーやイベントの開催も積極的に行っている。
10/4には名古屋でフォトアクセサリービレッジという面白いイベントもある。(海外だと参加が出来ないが)

小物撮影の実例として、下記のデジカメWatchサイトで紹介されているのを見て、該当のセットを揃えればそれなりの撮影が出来ることがわかった。実際撮られた写真もアップされているのを見ると理想的な光の回り方のように思える。被写体にはクリップオンストロボ「Di700」を2灯。背景の影消しには、後方にクリップオンストロボ「i40」を2灯置いている。ストロボにはすべてローグ フラッシュベンダー
を装着している。これだとソフトボックスなど大がかりなアクセサリーがいらず、持ち運びもしやすいようでオススメのようだ。
ドールショウにストロボ撮影の体験コーナー
しかし、上記の体験コーナーでのストロボセットは高い。Profotoのストロボ用ワイヤレストランスミッター
4万7千円もする。一般的にはYONGNUOのワイヤレスフラッシュトリガー等を使用される方が多い。
まず、機材を揃え、トライアンドエラーしなければ何も始まらないというところだろうか。