風景写真にはハーフND系フィルター

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吉村和敏先生(右上リンク)の写真を拝見すると、風景写真はフィルム時代のPENTAX645、67がいいなと感じる。
フィルムはダイナミックレンジの幅が広く、色彩が綺麗に表現されている。特に緑の色が綺麗に発色されている。
今でもフィルムカメラを愛用される意味がわかる。

デジカメは、ダイナミックレンジの幅が狭いことから明暗差がはっきり出ない
その部分を補うためにもハーフND系フィルターやカラーフィルターが必要になります。
その他にも風景写真は基本的に空の光量と風景もしくは街並みの光量が異なることため、バランスを撮るためにハーフND系フィルターが重宝されてきた。パソコンで調整するという方法もあるが、なかなか上手くいかない。上の写真は、ハーフND8とPLフィルターを使用して朝日の光量を調整した写真です。

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ハーフグラジュエーションオレンジ1を使用しての撮影。
少し面倒なのですが、風景写真には絶大な効果を発揮します。是非、御検討してみて下さい。

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パステルフィルターを使用しての撮影

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ハーフフィルターの取り付けたところ
風景写真を撮る時に色々な工夫できるアイテムとして面白いとも思います。
中国メーカーの角型フィルターは、品質的によくありません。データとして品質レベルが低いことを報告しているブログもありますが、私からは安月給から、そのようなものを買って安物買いの銭失いを何度も経験した身からやめた方がいいということしか言えません。
角型フィルターカタログ: http://www.kenko-tokina.co.jp/catalog/cokin_2013/_SWF_Window.html


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