構図・ピント・ホワイトバランス 

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コンテストや写真教室に参加することは写真のレベルアップに重要。
特にコンテストに関しては、どんな写真が良くて、何が良くなかったのかのポイントが身を持ってわかる。

コンテストで重要な要素は、構図・ピント・ホワイトバランスと説明を受けたことがある。
つまり良い写真はこの3つは完璧にクリアしなればならない。

本気に良い写真を撮ろうと思えば、何気なしに撮ることはせず、一つ一つのチェックポイントを確認しシャッターボタンを押すことが重要になる。ファインダー上は傾きもなく、ピントもバッチリだと思い込んで撮っても、現像してみると少し甘い場合がある。過去に撮った写真を見ると、甘いなと思うことがあるはずです。

先生のコンテスト講評時でも、三脚使用不使用は引き伸ばされた写真を見れば大体わかるものだ。
それだけ構図、ピント合わせ、そしてホワイトバランス(オートでの対応でなく、日陰であれば日陰モード等)はしっかり確認し、ゆっくり撮影することがポイントなのだ。
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”手持ちで構図は大丈夫かなー”、”三脚使わなくても問題ないかなー”なんて思っても結果は正直なものである。上記の写真は三脚をセットして撮った一枚。手持ち撮影と比べるとカッチリ感が全く違う。

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また万全な準備(三脚、フィルター、レンズ、傘、レインコート等のアクセサリー)も重要。
写真というのは簡単に撮れるものだが、価値ある写真を撮るためには一枚に1時間位かけても、いや一日かけて撮る価値がある。絵を描く場合は、何日もかかるものだから、それに比べれば短時間で作品作りができる。

一つ、三脚を使用していて思うことがある。それは「ドリフトアングル」が生じること。
この位置で構図を決めたいと三脚の雲台の固定棒を締めると若干動いて、また固定し直さなければならないことがある。これがストレスになる時がある。

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上記のタイプの雲台は、コントロールノブで微調整をするため、自分が設定したい構図でピタリと固定させることができる。その精度がかなり高い。口コミの評判も良い。
迅速に動くことができない上記の雲台だが、風景、スナップ、花、物撮りメインの撮影スタイルであれば、構図をバッチリ合わせるということではこの雲台が一押しとなる。ただし、重たい。

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また、スナップ写真等に関して、先生は、”写真がだんだん立って来ましたね”
という表現を使うように、撮影には縦位置撮影が重視されている。
縦位置撮影がメインになってくるとL型クイックリリーズを使いたくなるものだ。雲台にカメラを取り付けて、雲台のカメラを載せている台自体を90度に傾けることは、それだけでブレに弱い感じがして、実際にそうだろう。

マンフロットのギア式タイプは、L型クイックリリーズで使用されているアルカスイス規格でないことから、クイックシュー部分を改造するしかない。
この改造は、スタジオjinで行っている。
マンフロット405もしくは410を購入後、アルカスイスモデルのクイックシュータイプに改造することをオススメするが、値段も結構する。

【スタジオJin】クランプインストールサービス


405は幾分小さい。410は値段が高いがギアの操作感がよくなっており、大型であることで重厚感があり、耐荷重重量も高い。望遠系の撮影、マクロ、商品撮影が多い方は410の方が良いようだ。
Manfrotto HP: http://www.manfrotto.jp/
VITEC gruop HP(Gitzo・Manfrotto): http://www.vitecgroup.com/Default.aspx


☆ベストチョイス
本格撮影: Manfrotto 410 + GEO N635M 脚のみ(645M 脚のみ)
携帯重視: UT-63Q