京都伝統芸能 京傘


「誠実」にコツコツつくることが日本人のよいところ
伝統和傘工芸の日吉屋。100年間皇室ゆかりある尼寺「宝鏡寺」の境内に和傘を干すことを唯一許されている。過去代々の”無欲につくる”精神を重んじることとコツコツ作ることを徹底してきたようだ。

”手作りの竹工芸品の中で和傘ほど複雑な稼動をするものはほとんどない。一本の竹を均等に数十本に割り、割った通りの順番で組み立てて一本の和傘が作られ少しでも計算が狂うと綺麗に開閉できない。製造や道具は200年以上かわらない。竹は、それぞれにクセがあることから道具で測っても上手くいかない。竹の直径に応じて手で竹を割っていき、次に勘で竹のしまりを調整したり、骨と骨の間隔等目分量で計りながら和紙を貼っていく。和紙に含ます水分量や糊の硬さもその日の気温や湿度に合わせて感覚で調整する。

出来上がった和傘を眺めると竹の骨組みは均等に並び重なり合った美しい幾何学模様が形作られる。和傘を愛してくださる方には、ごまかしは通用しない。”
Let's Noteのページから紹介で和傘名人のサイトにつながっていてインタビュー記事があったので抜粋した。”ごまかしは通用しない”これはノートパソコンにも通ずる。やはり安いものはそれだけのもので、いいものはいい。特にメーカーが機能・安定性を重視しているパソコンは非常にいい。自分でも店頭で製品をみて、使ってみて、また仕事でメーカーと付き合う場合も含めて、メーカーが何に力点を置いているのか、中身なのか、外観なのか、儲けなのか等見極めることはパッといいなと思って買うのでなく一呼吸色々考えて購入することが大切なんだと思う。
http://www.wagasa.com/
<京都 日吉屋>