カンブリア宮殿で放送された福島屋に行ってみた

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先日のカンブリア宮殿で、東京の羽村にある総合スーパー福島屋を取り上げられており、訪問してみた。
2代目の福島さんは、安売りで疲弊し資金繰りも上手くいかない中、お客様から一言でお客様への満足度を求めるような商法に変えていく。売上、規模を求めるのではなく、こだわりの製品、購入して喜ばれる製品の陳列重視に変えていく。これが功を奏したとのこと。
福島屋に行っていると、駐車場はかなり混んでいた。人の入りが多い。
福島屋にたどり着くと、業務用のスーパー、ケーキ屋、花屋、ピザ屋、スーパーと4店舗が福島屋系列であることがわかった。
とりあえず、ピザ屋に向かった。

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ピザ屋に入ると、クッキー、パンはこの工房で作っているようだ。

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クッキーの良い匂いもして、雰囲気もよくおいしそうである。
パンも購入することが出来る。

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お店の中も居心地良く、ゆったりしている。
ランチは1480円程でピザ、ハンバーグ等とサラダ、パン、ドリンクがバイキングでつく。

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ピザは専用の窯で焼いた焼き立てのピザが出される。
味にうるさい妻も満足そうで、かなりおいしかった。

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サラダは新鮮で、オリーブオイル、イタリアシチリアの塩等が置かれている。

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納得のランチであり、スタッフも気軽に話しかけてくれて雰囲気のいいお店であった。

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野菜売り場は、生産者、商品説明が詳細に記載されていた。プラス”硝酸態濃度”という値まで記載されていた。これは福島屋が納品ロット毎に検査されているのだろうか。
美味しさと安全性を重視して販売しているのがわかった。安全性に関しては、スーパーが独自にこのような検査を行い、消費者に安心して消費できるような配慮をされていることは素晴らしい取り組みだと思う。

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肉関係に関しても、餌、飼育方法など事細かい記載がされている。
消費者に間違えのないものを提供しようという福島屋の理念を感じるところである。

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納豆は見たこともないものばかりであった。
この中で”しもにた”という比較的に安い納豆を購入した。
食べてびっくり。かなり美味しかったというか、食べた時に体中の細胞や喜んでいるような気になった。
体にいいなという感じがした。

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カンブリア宮殿の放送の中でも福島屋と取引が続く漬物屋の証言が紹介されていた。
以前は中国で漬け込んだきゅうりを輸入し、それに味付けをして販売していた。
しかし、それを地産のきゅうりを購入し漬け込むところから行い、製品の旨み、品質にこだわったものを作り始めたという話があった。これにより漬物屋は、きゅうりを購入し漬けている間の数ヶ月は資金回収が出来ず、経営的には厳しくなったが、いいものを作る喜びと消費者の反響も高いと言っていた。
実際に漬物を見ると、梱包は至って簡易な形であるが、自家製で手作り感があり、売れているようだった。

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チーズも豊富にあり、見たこともないチーズが置かれていた。

食べるものは特にだが、家電にしても何にしても、安値至上主義でなく、これからはいいものをしっかりした価格で吟味して購入していくという世の中になっていってもらいたい。
福島さんも”チープな世の中”という表現をされていましたが、深みのある味わいある世の中もよさそうである。
福島さんが拘っているという、オーガニックのコーヒー豆を購入した。
毎日味わって飲むことを楽しみたい。