海辺の撮影

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海辺の撮影。
真夏時の撮影は暑い。
先日、過去に情熱大陸で放送された写真家前川貴行さんの放送分を拝見した。
ジャングルの中を十数時間を数日も撮り続ける。
いい写真を求めるのであれば、忍耐が大きな要素が必要になるのが撮影だ。
しかし、暑いのはきついものでした。

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一概に自分のことというのはなかなかわからないものである。
色々やってきたが、撮影だけは長続きしている。そしてかなり好きである。
小学校の頃、”君は芸術の世界の方がいい”と受験勉強を始めた私に音楽の先生に言われたことがあった。
遠回りしながらも、個人の特性にあったものに人の人生というのは結局辿り着くのかなと考えるようになった。
心から好きなものというのは長続きするのかなと最近思う。

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話は全く写真とは関係ないが、先日のカンブリア宮殿は印象的で、東京の羽村にある総合スーパー福島屋をクローズアップしていた。
2代目の福島さんは、安売りで疲弊し資金繰りも上手くいかない中、お客様から一言でお客様への満足度を求めるような商法に変えていく。売上、規模を求めるのではなく、こだわりの製品、購入して喜ばれる製品の陳列重視に変えていく。これが功を奏した。

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放送の中で紹介されていた内容で印象に残ったのが、漬物屋の話で以前は中国で漬け込んだきゅうりを輸入し、それに味付けをして販売していたが、それを地産のきゅうりを漬け込むところから初めて製品の旨み、品質にこだわったものを作り始めたという内容があった。これにより漬物屋は、きゅうりを購入し漬けている間の数ヶ月は資金回収が出来ず、経営的には厳しくなったが、いいものを販売することが出来ているということであった。
食べるものは特にだが、家電にしても何にしても、安値至上主義でなく、これからはいいものをしっかりした価格で吟味して購入していくという世の中になっていってもらいたい。
福島さんも”チープな世の中”という表現をされていましたが、深みのある味わいある世の中もよさそうである。

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今回の撮影では、主にレンズは21mm f2.8、三脚、レリーズを使用し撮影しています。