Carl Zeissの魅力にとりつかれる3つの理由

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Zeiss f2.0 28mm
昨日は、ほぼCarl Zeiss f2.0 28mm 一本でスナップ撮影に挑んだ。
近くの街が100年記念ということで街全体が撮影イベントとなっていた。

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Zeiss f2.0 28mm
Zeissの撮り心地がいい。
一番は、使用している時の使用感。
Carl Zeissのこだわりで、レンズ周りの部品を極力軽量で廉価なプラスティック部品を使わない仕様になっている。レンズ性能を最優先し、MFのみの仕様となっていることはデメリットだがそこまでのこだわりがある。
レンズをAF仕様にする場合、レンズ周り自体を軽くしなければならないことからプラスティック部品の使用を余儀なくされてしまう。AF機能をレンズに入れることで、平均して良い写真を撮れる仕様となっているような気がする。

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Zeiss f2.0 28mm
趣味の世界であり、簡単にいい写真を撮れるのではなく、時間をかけてMFでゆっくり撮影したものが、自分が撮りたいと思う深い味わいを出そうと考えた時、サポートしてくれるレンズのように思う。
そして撮影時にピント合わせのリングが重厚かつ質感ある仕様で撮影の時間を至福の時間に導いてくれる。

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Zeiss f2.0 28mm
Zeissに惹かれる2番目の理由は、写りのコントラスト。
Zeissで撮った後に液晶モニターで画像を確認した時に、グッとくる写り具合に感じるのである。
深みとシャープさがあり、レンズによりモチベーションが高まり、さらに良い写真を撮りたくなる。
安いレンズは、素人向けには淡い感じに撮れ、平均的に良い写真が撮れるように思うが、Zeissのレンズは、玄人向けで、同じ被写体でも深みのある色合いに仕上げてくれる感じがする。

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Zeiss f2.0 28mm
Zeissに惹かれる最後の理由は、頑丈さである。
Zeissのレンズを落としたことがある。しかし頑丈である。これはアルミ等の重厚部品で作られていることもあると思う。重たいというデメリットを各メーカーは軽い材質の廉価なプラスティックを使用したがる傾向はあるだろう。軽くし値段を抑え、AFのピント時間を短くするというメリットもあるのかもしれない。しかし壊れやすいのではないだろうか。
その点、Zeissは重厚でレンズがしっかり周辺の部品に組み込ませていることで若干の衝撃にも強い仕様になっていると思われる。
そして安い材料、部品が劣化する。
アルミであれば、塗装がしっかりされていれば非常に長く使用することが出来る。
その点、何十年もZeissのレンズを使うと考えると買い替えの無いZeissのレンズを使った方が実質安いのかもしれない。

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Zeiss f2.0 28mm
カールツワイスは、個人の経営者によるものでなく財団に属している。19世紀終わりに共同経営者だったアッベ氏が個人の株を全て財団に譲渡する形にした。

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Zeiss f2.0 28mm
ツァイス財団には、「人類の福祉に貢献する」という社是がある。
労働者を長期的に雇用できる体制を取り、早い段階から一日8時間労働を実現させている。また、特許は基本的に公開する形をとっている。

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Zeiss f2.0 28mm
科学技術分野の発展に資する、公共的な使命の達成に協力する等、高尚な財団の定款がある。

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Canon 70-200mm f2.8
今日は友人と友人の子供と一緒に参加。
スターバックスのオープンテラスで一枚。

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5D+28mm/7D+50mm2台持ち。
持ち歩きはBlack widow使用。