日本の技術:初期虫歯を再石灰化できるガム

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日本を離れることが長いと気になることが、健康と歯。
特に歯に関しては、日頃のケアも大切であることはしかり、最近治療費も随分上がってきているのが気になる。噛み合わせや虫歯になれば撮影にも影響があるので、ちょっと脱線してしまいますが。
健康的に生活する上で、歯がとても大切であることを最近つくづく感じる。
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そして、最近日本歯科医師会推薦の初期虫歯も再石灰できるガムが発売された。(初期虫歯は表面に穴があく一歩手前)
これは日本の技術で、Pos-Ca成分という北海道産じゃがいも由来のカルシウム食品素材を使用したものである。そして日本が世界に誇る科学研究施設「SPring−8」で実証実験を行なって作られた初めての食品素材なのである。効用としては、食事で口の中が酸性化するとカルシウムが失われ、持続すると「初期むし歯」状態になってしまいます。 POs-Caは食べ物を食べた後に酸性化しているお口の中を中性に戻すことで、歯の表面の主な成分であるカルシウムが溶け出してしまうことを防ぎます。ということで食後にガムを噛むことで効果を発揮する。POs-Caは世界で初めて初期むし歯を再結晶化することが実証されている製品です。歯のエナメル質(象牙質)から失われた結晶を再び結晶化させるので、歯を元の状態に近づける効果があるというわけです。
日本歯科医師会推薦というのは、他のキシリトールガムと違うのかどうか。
特に海外にいると日本の技術、品質の高さを身に染みて感じてしまう。
さらに、通常のPOs-Caとは別の歯科専用ガム「POs-Ca F(ポスカ・エフ)」もラインナップに加わっています。
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北欧等では子供の虫歯になる人が少ない。日頃からフッ素での対応をしたりケアをしっかりしているようだ。
逆に発展途上国に行くと、歯が黒くなったような虫歯のまま放置している人を見ることがある。
日頃のケアがとても重要であることを痛感していていることから、ちょっと紹介させてもらいました。

全く話は違いますが、次のジュースのうちどれが一番歯を溶かすと思われますか。
ゲータレードレッドブル、100%リンゴジュース、コカコーラ、ダイエットコーク

答えはゲータレードのようです。


またまた違う話ですが、りんごは「An apple a day keeps the doctor away.(1日1個のリンゴは医者を遠ざける)」と言われているようですが、虫歯をも遠ざけるようです。リンゴには口中の最大80%のバクテリアなどを殺すことができる特性があり、これによって虫歯(齲歯)を防ぐことができるとのこと。
下記のような病気の対策にもなるようなので、長期海外に滞在される方には、打って付けの果物かもしれません。

1.ビタミンCが含まれている
リンゴにはさまざまな病原菌などから身を守る体の免疫システムを助けてくれるビタミンCが含まれているそうです。ビタミンCが不足すると、打ち身による内出血や歯茎からの出血が起きやすくなるとのこと。

2.心臓病などを予防することができる
酸化防止効果があるフラボノイドが豊富に含まれているため、冠状動脈性心臓病と心血管疾患の両方を予防することができるそうです。

4.ガンの予防ができる
女性の直腸ガンや乳ガン、男性の前立腺ガンなどの複数のガンを予防できるそうです。

5.悪玉コレステロールを減少させ、善玉コレステロールを増加させる
リンゴに含まれているフェノール類は、体内のコレステロールの中でも、悪玉コレステロール(LDLコレステロール)を減少させて、善玉コレステロールHDLコレステロール)を増加させることができるそうです。コレステロール値が気になっている人には良いのではないでしょうか。

7.アルツハイマーなどから脳を保護する
アルツハイマー病(アルツハイマー型痴呆)やパーキンソン病といった、脳や神経の病気に対して効果がある「phytonutrients」が含まれていることから、それらの病気に対して一定の予防効果があるようです。

8.ぜん息などにも効果がある
ノッティンガム大学の研究によると、一週間あたりに5個以上のリンゴを食べる人は、ぜん息などの呼吸疾患に悩まされている割合が低かったそうです。


海外への携帯には、干しりんごという手もあります。