L型ブランケットの使いやすさを伝えたい

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マカオにて
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使用機材5D Mark2、7DともL型ブランケットを使用している。
ベルトにBlack widowを左右対照に装着し、L型ブランケットにBlack widowのPinを装着できるので、Pinを取り付け、落下防止にはCUFF WRIST STRAPを取り付けてのキャリーシステムは以前にも紹介したが、そのスタイルで一日撮影をし続けた。
さすがに、一日は重たい。瞬間的に撮影スタイルに入れるのは嬉しいが、体力が本当に必要である。

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L型ブランケットの利点は、
?三脚に取り付けての縦位置撮影が容易。言葉にしてしまうと簡単だが非常に便利。
?縦位置重視撮影の場合、カーボン三脚の径の太いタイプが基本的に必要だが、L型ブランケットを使えば、ブレに強く自由雲台のみでの撮影でも6秒程の露出時間での撮影でも可能と実際に使ってみて実感。
?自由雲台タイプの三脚での対応であれば、UTシリーズ等の折り畳み型三脚を持参することができ、カメラバックが軽量になる。
デメリットは、
?カメラがL型ブランケットを取り付けると少し重たくなる。
?2台持ち以上する場合は、ブランケットも各カメラに必要。

私が使っているレンズが単焦点で重たいレンズを取り付けている場合や、高倍率レンズ一本で撮影する場合には、L型ブランケットはかなり効果を発揮する。
一般的に市販されている自由雲台では、カメラ+レンズの重さで縦位置撮影はかなりキツく締めても少しぶれたり、セットがいちいち面倒なことを考えると、実力値も高く使用感も良い。
以前、写真家の先生が
”上手くなってくると写真が立ってくる”
という表現を使われてきましたが、スナップ撮影は基本的には縦撮影が中心。
そういうことからも縦位置撮影に強いL型ブランケットは魅力的です。
スナップ撮影は撮影ポイントを決めた場合、三脚にカメラをセットして縦位置で思い通りの光量(天候の具合)のバランスや人を待ち続ける場合がある。その場合も容易にセットでき、構図が乱れづらい。