kakaku.com三脚部門No.1 UT63Qの実力

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携帯用の三脚としてUT63Qの使い心地のよさは、使ってみるとわかる。
(UT63Qの写真でも撮ろうとセッティングしていたら子猫が来たので、子猫も撮ったので載せてみました。)
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まずなんといってもこの脚だろう。アルミ脚とアルミ脚を捻って固定することでソケットがなくレバー操作もなく畳むと小さく、伸ばすと高いというメリットを生み出しています。またアルミ脚とアルミ脚を捻って固定することから、間にプラスティックもしくはアルミのソケット、レバーが緩衝しないことから脚のたわみにも強い。そういうことから脚が6段もあっても脚のしなりが少ない要因になっていると思われる。若干の下げ伸ばしも慣れればレバーよろスピーディーに出来る。
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アルカスイスモデルの雲台は、日本で製造しているようで非常に剛性が高い。ベルボンの自由雲台は止まらないという評判が多いがこの雲台に関しては、しっかりした固定力を実現している。
下記サイトのような、実証データはないのだが使用感はいたって素晴らしい。
http://www.markinsjapan.com/html.cgi?src=dcm200706r3.html
スローシャッター5秒程では無理だろうがそれ以下であれば、フルサイズ+70-200mm f2.8クラスは対応できる。
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梅本製作所の自由雲台には勝てないだろうがこの価格で日本製自由雲台の実力値は高いと思われる。
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クイックシュータイプになっていることで、即セッティングできることが有難い。マグネシウム材質であることから軽く、カメラ本体とフィットすることができる留め金もついており機能が充実している。
この機種からクイックシューの取り付け螺子を締める金具がついている。小さな心使いだが助かる。
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畳んだ大きさは、278mmとかなり小さく、伸ばすと151cmで180cmの身長の私がカメラをセッティングしてちょうどファインダが覗ける位置に合わせられる。踏み台を使用しての撮影にはちょっとこの三脚では使えない。(携帯性重視)
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畳んだ状態からセッティング対応するには、上記写真のように脚を180度回転させ、本体部にある脚止め部品を回転させる。脚角度は3段階に調整できるようになっている。
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全体的な評価としては、価格.comの三脚部門でNo.1になるほど評価されているように剛性が高く、雲台もよく、軽く小さくなるというのが評価されているだろう。同等製品で他社のものもあるが、レバーが無いタイプはUTのみ。MeFOTOという万歳型の三脚は、センター棒固定の剛性が弱くブレに弱い。その他同様製品で本体部分を軽量化するため肉を削っていることが逆にセンター棒の固定、本体部分のぐらつきが気になる製品が多い。
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富士山に登った際に撮影。