現場


緒方貞子(元国連難民高等弁務官)”私の仕事を読んでいる。
下記の文は気になったので抜粋しました。
高等弁務官になってからは徹底して現場主義になった。研究者として
公文書館などでドキュメントを山ほど読んでものを考えてきたが現場から来る
インパクトは強烈で現場からものを考えないと問題の解決にはむかわないと強く
感じるようになった。
 政策決定過程論も勉強してきたがものを決めるときは迷う。しかし、悩み続ける
ハムレットではだめで、決断する時は一種の度胸だ。自分自身の身で現場を良く見て
あるいは現場に派遣した職員の話をよく効いているとこう決定するしかないという
決断が湧き上がってくるのだ。
 学者上がりだからこそ、培ってきた物事を分析して考える習慣や体系的に物を見る
習性を活かして現場から得たインパクトを分析、原因を追求し、自信の持てる判断
を下すことができたのだと思う。5千人の職員も私の決断を待っている。そして
私の決断に5千人が良くついてきてくれた。”
難民は2000年に2千万人に達し年々増加し続けている。2000年以降はどのような状況
かは分からない。国連難民高等弁務官という重要なポストに日本人が就任したことは
珍しいようだ。





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