地雷等で障害を負うカンボジア女性達が働く姿を撮影した内田和稔さん
ポリオ(小児麻痺)や地雷で障害を負い、職業訓練を受けながら施設を共同生活するカンボジアの女性達の日常をとらえた写真家内田和稔さんの写真展が赤羽で行われているということで赴いた。
商店街を通り、赤羽駅東口から徒歩約10分の”青猫書房”で行われた。
途中少し寄り道をしてカトリック赤羽によった。
前を通るまでは知らなかったが、建物が綺麗であったこともあり立ち寄ることにした。
ステンドガラスから漏れる光が綺麗でした。
写真展に転じされている写真は今年八月に撮影された26枚の写真が並んでいる。
撮影場所は、首都プノンペンにある施設、現地の非政府組織(NGO)「CHA」が運営。
障害のある女性達の自立につなげるため、裁縫等の技術を教えている職業訓練所で約20名で共同生活を送っているようです。
2000年に活動を始め、これまでに三百人を以上を送り出しているそうです。
CHAの工房では実際に彼女たちが作ったシルク商品を販売しています。
カンボジアのローカルNGOが減少している原因の一つに運営資金の問題があるようです。政府からの資金援助がない中で生き残るには、自己資金力をもつことがとても重要となっているようです。
CHAは政府や海外からの資金援助に頼らず、商品の販売利益によって団体の運営を成り立たせているようです。
オンラインショップもあります⇒ http://chajapan.thebase.in/
CHAジャパンの竹村さんが当日はいらっしゃり、カンボジアCHAのサポートをいるそうで商品開発、販売に携わっていて、彼女達がどのような思いで作っているのか、素材はカンボジアのシルクを多くの製品で使用していて、いいものを作ろうと取り組んでいるかなども説明してくれました。
販売を少しでも広げようと多くのイベントに参加出来ないかということも模索しているようです。
写真を入れて商品を撮影しました。
絵本も戦争、地雷にかかわるものが多数展示されていました。”地雷ではなく花をください”等
鍋敷き、アクセサリー、小物入れ等、色々な種類のものが販売されていました。
私は子供用に筆ペンケースを購入しました。
裏生地はシルクが使われていて、素材とデザインがいいなと感じました。
小物好きの辛口の妻も喜んでいた。
”Made by CHA gruop Disabled Cambodians"
写真展示場はカフェになっており、写真家内田さんの写真集もじっくり拝見することが出来ます。
地雷除去の様子や傷ついたカンボジア人、静穏なカンボジアの雰囲気を感じられる多数の写真を拝見出来ます。内田さんが2005-2008年に撮りためた写真集は見ごたえのある写真集です。
地雷除去には日立建機の地雷用シャベル機が使用されている写真がありました。
カンブリア宮殿でも紹介されていましたが、日本の企業が活躍しているのが写真からも分かりました。
写真展の開催は12/17迄 11:00-19:00です。火曜日定休
青猫書房 HP: http://aoneko-shobou.jp/
CHA JAPAN HP: http://thana0417.wixsite.com/chajapan
CHA アクセサリーオンラインショップ: http://chajapan.thebase.in/