L型クイックプレートの魅力
一般的に三脚に取り付けて縦位置にする場合、どうしても中心箇所から離れたところで固定されてしまう。
シャッタースピードが遅い撮影時には、ブレの原因となるのは否めません。
また、携帯用の折り畳み三脚は、雲台がすり割りのアルミ雲台でも縦位置での撮影は少し重いカメラ、レンズを載せてしまうとブレてしまう。スナップ撮影はある程度撮れても、夕方以降のシャッタースピードがおちる中での縦位置撮影は厳しい。
スタジオでしっかり撮る場合、携帯性を重んじる場合、共々L型クイックプレートはオススメアイテムです。
HASKYのアルカスイスモデルクイックシューセットがスタジオJINから発売されている程、プロにも評価が高い。
HUSKY+KIRK夢のコラボ【HUSKY】ハスキー 3段 KIRK Model オリジナル三脚 |
また、一脚でも瞬時に縦位置に変換できるアイテムとして使用できる。L型クイックプレートと一脚の間にティルト雲台を挟むと上下動のある撮影の場合には使い勝手がいいでしょう。上記2点の写真は、先輩の使用例です。
L型クイックプレートは、クイックシュープレートのセットか、自由雲台とのセットになる。
Canon 5D窂用L型クイックプレート。いかにカメラとフィットさせるかが重要であることから専用のものがオススメです。プレートはCNC加工された航空機グレードのアルミで出来ており、シンプルに継ぎ目の無い一部品であることからブレに強く、強固でありながらそれほど重たくないアクセサリーでもあります。
Sunwayfotoクイックシュー。大きさは何点かある。幅広でしっかり固定できるものがオススメ。
自由雲台は何種類かある。折り畳み三脚につける場合には、小型のものでも固定精度の高いものがオススメ。
アルカスイスモデル一脚ティルト用自由雲台
携帯用は上記雲台無し折り畳み三脚UT60+アルカスイスモデルアルミ削りだし自由雲台K-10がベストか。
K-10とUT60の折り畳み時の収納感が悪くないようだ。L型クイックフレームはD800用。K-10は少し小さいがカメラを縦位置で使用しないということからこのサイズで問題ないだろう。